自由気ままな日常

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35.おばさんネットワーク

注:以下の話はフィクションですが、僕の来年の卒論のテーマとして考えております

 


おばさんの情報伝達の速さといったらあれほどのものはない
息子にとってみればこれほど迷惑なものもない
例えば学校などのことを母親に話したこともないのにいつのまにか母親は情報を手にしている、なんて経験もあるのではないだろうか
しかしやはりその速さは驚異的としか言いようがない

一人のおばさんが他のおばさんに噂を伝えると一瞬にしてその周り100人のおばさんにその噂が伝わるのである
その100人のおばさんがまたどこかのおばさんに伝えて……とねずみ算式に噂を知るおばさんが増えていくのである

この速さを利用して今開発中の技術がある
そう、知る人ぞ知る
「おばさんネット」

である

インターネットならぬおばさんネット
世界中の海底に光ファイバーを巡らすより海底におばさんを並べたほうが情報伝達が速いのではないか、との見方が研究者の間で広まっている
おばさんネットは世界中のおばさんが海底で手をつなぎ、ついでに世界をつなぎ、一つにする、というなんともファンタスティックでワンダフルでピースフルな技術なのである
細かい仕組みなどの説明はもちろん不要
おばさんがいつもの井戸端会議の要領で情報を伝えるだけでいいのだ
それを海底で行えばおばさんネットの仕組みは全てである

この技術を使えばインターネットはなかなか普及が進まないアフリカなどでもおばさんさえいればおばさんネットはつながる
普及率はぐんぐん上昇
アフリカの人々も昨今の情報化社会の流れに乗ることになる

そして今インターネットのアドレスにある「www」
これももちろんご存知の通りおばさんネットでは「wow」に変わるのである
もちろんご存知の通りこれは「World Obasan Web」の略
通称「ウォウ」と呼ばれるのがこれのことだ
ノリの良さそうな響きだがこれを4つつなげれば立派な歌になる
そう、日本の名曲、モーニング娘。の「LOVEマシーン」である
♪にっぼんの未来は wow wow wow wow♪
まあこれは余談である

 

ここまでおばさんネットがいかに利便性に優れているか話してきたが、実現には困難な面もたくさんあるとおばさんネット開発の第一人者、オバ・ハーン教授は語る

「まず第一に問題なのは供給力です。一見おばさんは普遍的でとても多くいるように思えますが、一般的におばさんと認められるのは40歳からなんです。その上65歳からはおばあさんというくくりになってしまうのです。つまり持続年数は最長で25年。それでも65歳の人が引退し、39歳の人が40歳になるというサイクルが成り立つのではないか、という意見もありますが、生まれた時から考えれば育成年数は40年かかるのです。ですから、絶やさずに供給し続けられるのかという問題があります。
そして次に、みなさんも疑問に思っているところで最大の問題点は、どのようにしておばさんが海底で役割を果たせるのかであります。そうなんです。大変なんです。息が続きません。大量の酸素ボンベを用意するという案も出ていますが、現実的ではないでしょう。この問題は完全に盲点でしたね。この問題が解決出来ない限りはおばさんネットの実現は難しいでしょう。」

オバ・ハーン教授には「海底でおばさんの息が続くかという問題にもっと早く気付け!!」とツッコミたくなるとこだが、実現する日ももしかしたらそう遠くないかもしれない
我々としては明るくさらに速いネットワークの未来を期待したい

 

 

我ながらくだらなすぎる笑

 

忙しいご時世に生きてる皆さんが

この記事を読んで少しでも息抜きになったと思ってもらえたらブロガー冥利に尽きます

 

 

ばいばい